史実を元にした本が原作の映画。
面白かった！
展開は早くないのだけど、画面と演技の力強さでずっと集中力を保たせられる。
主要登場人物が無茶苦茶でエグすぎて、でも一方の弱き良心たちの存在が対極的で、映画の魅力を高めてくれていると思う。
でもやはり一番とち狂っているのはヘンリー8世。
人間は昔から変わらない。現代においても不倫がなくなるはずないと思わせられてしまう。
歴史から考えれば一夫一妻がやはり不自然なのではなんて脱線して考えたり。
男性はいつの時代も女性問題に気をつけねばならないけど、女性ももちろんまた然り。偽りの愛の上に幸せは築けないもの、アンが教えてくれたこと。
