資産家の林はパーティーの席上で絶世の美女・瑠璃子を見初め、結婚する。

林の親友・川村は祝福するが、留守中に瑠璃子と肉体関係を結び、さらに事故に見せかけて林を殺した。

だが、林は奇跡的に助かる。そして死の恐怖から一夜にして白髪になったことを逆手にとり、林の叔父を名乗って憎き川村と瑠璃子へ近づく。

それから、恐るべき復讐を開始した…。

愛する妻と友人の裏切りにより、家庭と財産を奪われた男の復讐を描いた江戸川乱歩の名作「白髪鬼」を映画化。

2002年の作品なんですが、薄暗い画面のせいか、もっと凄く古い作品だと思ってしまいました。

スティーヴン・フォン、伊東美咲、谷原章介が主演ですが、スティーヴン・フォンは日本語吹き替えでなんであえて日本人でない役者を使うのか謎でした。

谷原章介さんは結構頑張って演技しているのですが、伊東美咲さんのどっちつかずの演技がなんとも言えず勿体無い感じがしました。

きっともっと悪女っぽいキャラなんだろうなぁと思いつつ…。

話自体は面白いだけに、なんか残念。

むた、日本と香港の合作らしく全編、日本語で劇場公開されなかったのと、今時のモノラル音声が不思議で音声レベルが低すぎる為にボリュームを上げなければ聞こえないのが難点。

江戸川乱歩が原作だがホラー感は薄い。

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江戸川乱歩の「白髪鬼」を映画化。
名門跡取りの林は雪山の屋敷で一人で暮らしていたが、恋人の瑠璃子と親友の川村が共謀し一度は殺害されてしまうも息を吹き返し、二人に復讐しようとするが…。

画面が常に薄暗い。
時代背景が昭和っぽいのにスキーウェアとかはそんなに古そうじゃなかったです。笑。
主演のスティーヴンフォンさんの吹き替え微妙。

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