このレビューはネタバレを含みます
カモたちが攫ってしまった湖が今もどこかにあるように、バディやルース、イジーもどこかで生きている。
そしてスコットウッドが語ることによって、エヴリンが思い出すことによって、湖はどこの町にも浮かぶことができる。
130分あるけど、片時も退屈なことがなく俳優皆魅力的。一人また一人といなくなっていくのが寂しかった。登場人物が多いけどとにかく編集上手なので、はじめは知らぬ人物にも町にも懐かしさや寂しさを感じてしまう。
とにかくKKKとか黒人差別柄多くて苛々してしまうが、それらとは少し離れたところの人間たちが中心なのでパソコンの画面割らなくて済みました。
深夜、友達と観るのにちょうど良さそう。
エヴリンがホラー映画のデブじゃないわ!って言ってたけど、な〜んかすごい嫌な既視感あるんだよな〜と思って調べてみたら「ミザリー」の気狂いおばちゃんで笑った。ホラー映画より怖い映画に出ていた。