フライド・グリーン・トマトの作品情報・感想・評価

「フライド・グリーン・トマト」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

現在と過去を行き来しながら彩られる、心温まる人間ドラマ。

時代を交差させながら進む物語は好きです。
色んな笑顔に溢れた作品でもあり、辛い過去を重ねる描写も沢山ありました。

人種差別というテーマにも触れていて、こんな時代をすんなり受け入れたくない、本当に悲しくなる場面もあります。
それでも最終的にはきっと救われる、観て良かったなと思う作品でした。

キャシー・ベイツ演じるエヴリンのクライマックスの「私はもうホラー映画のデブじゃないわ」という台詞が印象深い。
「ミザリー」のことメタっぽく言ってるようでちょっと笑った。
ikumi

ikumiの感想・評価

4.0
この映画に出てくるキュートなキャシーベイツが大好き。
夫婦、家庭内暴力、人種差別、友情、老いて死にゆくこと。辛いことも楽しいこともそれは2度とない今この瞬間を限りなく定義してくれている要素なのかもしれない。と思えるのはストーリーテラーがいるからかな。いつか食べたいフライドグリーントマト。
いいね。なんか、いい。って感じ。
なんか、凄くいい。
誰が主役かわかんなくなる
そこもまた、いい。

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中心となるイジーとルースの物語に対し、語り部ニニーの関係が今ひとつ曖昧なまま話が進行するので、「ああこれは要するに…」と観ている方はオチを察するものの、ラストの種明かしが何だか微妙な演出だったのでつい考えてこんでしまい、感動しそびれてしまった。蜂蜜に添えられたメモの筆跡が妙に若い、とか。
病室の壁一面に貼られた写真と薔薇の切り抜きをエブリンが発見するシーンも、薔薇のガーリーなイメージがボーイッシュなイジーからかけ離れていたので、ニニーが当事者という感じがせず、あくまでも二人の関係に憧れるLGBTな三角関係ものだったの?と、中途半端に深読みを誘う演出もやや微妙ではあった。

素敵だったのは、人種差別が盛んな頃の南部にありながら、白人と黒人とが心の底ではお互いを信頼し尊重し合って暮らしている小さな町がありました、という心温まるおとぎ話が描かれていたこと。
9638

9638の感想・評価

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懐かしい!実家のブルーレイの弟の手書きのトマトのイラストよ🍅🍅🍅
欲しいものは全部欲しいし自分から求めたもの以外何も興味がなかった10代の自分をなぜか重ねてしまうのであった🍅🍅🍅
Sumrain

Sumrainの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

子供たちも成人し、第二の結婚生活を始めたが夫は野球に夢中で自身も情けないような生活を送る主婦は、老人ホームで出会った白髪の老婆の語る二人の女性の話に引き込まれていく。
女たちの、黒人たちの、南部の、そういった形容詞がつく自己実現の物語。いい映画でした。
最近1日1本しか映画観れない😩
って、観れるだけでもいい方かw

更年期に差し掛かるエブリン、夫とも倦怠期で嫌気がさしていた時
老人ホームでめっちゃ元気な二二ーという老女に出会うとこから物語がはじまるんだけど、

この映画、めちゃくちゃ面白い!
それでもって、色んなテーマを扱ってる上に映画としてジャンルも幅広いのにゴチャゴチャせずに凄く綺麗に仕上がってるなと思った!

黒人差別やDV、身近な人の死、夫婦間の危機などなど盛り沢山で
現代と閉鎖的な昔のアメリカでの出来事が交互に描かれてて、ミステリーもあれば笑えるシーンも感動もある

エブリンがおしゃべりな二二ーの昔話に、最初はお付き合いのつもりで聞いてあげてたのが、どんどん魅了され自ら話を聞くために面会にくるほどで
さらに二二ーとの世代を超えての友情が生まれる展開もよかったし
二二ーをきっかけに前向きになっていくエブリンもかわいかった(*´艸`*)

最後もしっかりと答えを出さずふんわりとしていたところもこの映画にはピッタリであたしは好きだなー!




でも1つだけ気になったのはイジーとルースの仲は、友達としてなのかそれとも恋愛としてのそれなのか、
その曖昧な感じが、どっちなんだろう...って気になったなー、あれどっちなの??w
Ricola

Ricolaの感想・評価

3.8
時代を越えた女性たちの友情物語。

中年の女性、エブリンが老人ホームで偶然出会った老婦人からある2人の女性の話を聞かされる。だんだんとエブリンと老婦人の友情も育まれていく。

時代を超えた、間接的な友情って面白い。実際に会ったわけでもないのに、この映画みたいにその人たちについての話を聞いただけで彼らと友達になったような気分になることってよくあることかもしれない。

エブリンは、老婦人の人柄にも感銘を受けたはずだが、面識のない友人の勇敢さと前向きな姿勢に勇気をもらったはずである。

「人生で一番大切なものは友人」
この言葉を聞いて、わたしも今のうちから信頼できる友人を大切にしようと改めて思った。

コメディではないけど、ユーモアがあって優しくて後味の良い映画だった。

このレビューはネタバレを含みます

ある町での、ある仲間内の人々の半生を追っていく。

食べ物で度が過ぎた遊びをしたり、人間がバーベキューソースになったり、少し気を悪くするような部分はある。

ただ全体としては、話がどう進んでいくのだろうと、興味を持って見られる。

冒頭汽車に轢かれたり、若くして癌で亡くなったり、そもそも物語をするのが老婆だったりと、死についても意識させられる作品。
私の大好きな作品!

主人公が誰だかわからなくなるくらいおばあちゃんの昔話が強烈で、更におもしろい。

息子が事故で片腕を失った時でさえ、何事も前向きにとらえる人達とそれを悲観しない息子。

あっけに取られてしまう。
でも、最後の最後に蜂使いの謎が解ける。
長い映画だけど、飽きない。

性別、時代を超えたラブストーリー。
愛すると決めてそれを貫いた強い女性の物語。
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