アキ・カウリスマキの弟ミカ・カウリスマキの映画の映画ということで視聴。
シチュエーションや音楽など兄に似ているが、、、
いわゆる監獄モノの映画なのだが他と違うのは男性の看守が罰として女性監獄で短期間働くこと。
途中までは監獄映画として楽しめるのだが、看守がタブーを犯してからの展開があまりにも陳腐に感じた。

過去鑑賞記録

A.カウリスマキ監督の兄貴の作品を見たくて鑑賞。

随分と作風が違う。
題材も劇伴も‘70sのアメリカ映画の匂いがするが、ドキュメンタリーも多く撮っている様なので、頑ななアキ監督に比べ色々なアプローチができて柔軟だとも思えるし、こだわりや哲学を感じないとも言える。
でも殊の外退屈はしなかった。

主演のJ.ルッソは十分悲哀や孤独や狂気を感じさせるが、相手役の女優さんの体格が良過ぎてちょっと萎える。
だからいつも気にかけてくれるRoseにしときゃ良かったんじゃないの？
演技はアレだけど。