○感想
29歳で亡くなった監督が、26歳のときに撮影した作品らしい。
1931年、400メートル自由形で世界新記録を樹立したフランス人水泳選手のジャン・タリスの強さの秘訣を分析するスポーツ・ドキュメンタリー。
カメラをガラス箱に入れて水中撮影。スローモーション。逆再生。ディゾルブ。
面白かった。ストーリーがあるわけではないし、言葉もわからなかったけど。
選手コースで水泳をしていた私にとっては共感できるところもあったし、楽しめた。
スローモーションで泳ぎを確認できるようにするなんて今では当たり前だけど、当時は初の試みなのかな。
なんとなくしばらく潜ってポーズをとりたい気持ちもわかる。TV見ながら横になっておせんべい食べるポーズをしてておもろかった。僕は自分が水中で正座するのをよくやってたのを思い出した。
カメラに向かって水中で笑顔を見せるのも良かった。