I

SOMEWHEREのIのレビュー・感想・評価

SOMEWHERE(2010年製作の映画)
-
やたらと多い「それ意味あるの?」的長回しの連続。家で観てたら絶対途中で止めてただろうな。
音楽がやたらとマスターピースな音ばかりで飽きないための予防線になってた。
後半に流れるSTROKESのあの曲のジュリアン・カサブランカによるセルフカバー的なアレが聴けただけでも良いでしょう。(ストロークスって意外と映画で使われた曲って無いんだよね。これが唯一?)
それほんとに必要?みたいに思ってた長回しのシーンの数々が、終盤に進むにつれて「ソフィアコッポラの自伝、実体験的な話なんだな」と思えてきて。そう考えると全てが愛おしいなと思える映画でした。

まあ、裏を返せば監督の背景とか知らないと楽しめない映画ってことなんですけどね

PARCO シネクイントWHITE1周年企画上映
I

I