ロスのセレブのオッサンの気だるいホテル暮らしと同化する作品。
主役のセレブ、ジョニー・マルコを演じるスティーブン・ドーフ、一見どこにでもいそうなオッサン、この人がムービー・スター?なぜ?
彼が人々に愛される理由は何だろうと考え続けた。
そして気づいた。彼は誰にも敬意をもって接している。愛嬌があるのだ。
だから女性にもてるのかな、火野正平みたいな感じか、、、😅
一方、一人娘を演じるエル・ファニングの高潔な可愛らしさが、薄汚れた父親と好対照で、二人のシーンが微笑ましい。ずっと見ていたい。😊
最初の15分くらいは観客に主役の視線で眺めることを強いているようだった。
その後彼と同化すれば、何となくフェラーリを運転してる雰囲気など味わえる作品。
外国のホテルは、落ち着かないし、気が抜けない、そんな孤独感を久しぶりに思い出した。😊