このレビューはネタバレを含みます
ソフィア・コッポラ監督は、もしかしたら日本人の大切な誇りを取り戻すための書である「葉隠(はがくれ)」もしくは「葉隠入門」を読んだのかもしれない。
なぜならば、ありふれた日常を大切にしようというメッセージがこの映画に込められているような気がするからだ。(シーンによっては「ありふれた日常」じゃないシーンもある)
葉隠はそういう、ありふれた日常を大切にすることがいかに大切であるかということを説いている。
印象的なシーンはやはりプールのシーン。
主人公と主人公の娘がプールの中でフザけるシーン。
2人がプールサイドに寝ているところをカメラがどんどん引いていくシーン。
このカメラがどんどん引いていくシーンは、
人物とカメラ位置のバランス、人物の見え方がジム・ジャームシュっぽいな、と私は思った。←あくまで私の主観です。
使用されている楽曲であるStrokesの音楽が素晴らしい。酔いしれることができる。
すばらしい映画👍👍