SOMEWHEREのネタバレレビュー・内容・結末

『SOMEWHERE』に投稿されたネタバレ・内容・結末

全てを手にしているようで、無意識に渇望するものは手に出来ていない。

「そばにいてやれなくてごめん」

ヘリコプターの騒音で搔き消された娘への罪悪がむなしく響く。

娘に届かない声と同様に、ジョニー…

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エル・ファニングが可愛かった。

お父さんがだらしな過ぎたけど、ベッドでアイス食べたり、日向ぼっこしたり…。あんなふうにのんびり過ごしてみたいなと思った。
虚無なんだろうなという生活だけど見続けてられる ぐるぐる回る車、まっすぐ進む車 エルファニングは本当の天使
ソフィア・コッポラは撮影中にアケルマンの「ジャンヌ・ディエルマン」を見て、いかに画面を動かさずに耐えうる映像を撮るか学んだという。そのせいか室内や同じシーンの反復が多い。

セレブの日常を切り取りながらも、つまづいているところは人間の根本的な部分で、でもそれが一番複雑でっていうテーマがすごい惹き込まれた。

演出もとても好きだった。
特に主人公とクレオの演技、主人公のど…

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父が娘に向ける愛情に弱い
ソフィア・コッポラの作品がとても好きかもしれない

はじめの方は1つのシーンが長くて眠たかったけど、クレオがジョニーの元へ来てからは嬉しくなったり悲しくなったりした
それは…

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ソフィア・コッポラ監督の作品。気になってはいたけどずっと観れてなかったから、映画館での特集上映でやっと観れたよ。

ジョニーは誰もが知る俳優でお金も人気もある。夜はパーティーを開いて楽しく過ごしてる…

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たぶん4回目くらい(にして初めての劇場鑑賞)
彼もまたその地位ゆえに、人々から(ある側面では性的に)消費され、不躾なまなざしを向けられている。彼を取り巻く環境から快楽を享受している一方で、彼を擦り減…

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充足と空虚。

同じところをぐるぐる回る、
静かでやわらかな停滞。

じわじわくる。
劇場で観られてよかった。

進む車=男としての驕りはあっても進むべき道は見えない男の堂々巡りを見事に画にしてこの物語は始まる。
主人公=スティーブン・ドーフがその目指すべき明るさ=白さに行き着くまでの道程のユニークさに笑いなが…

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