第三のロース

SOMEWHEREの第三のロースのレビュー・感想・評価

SOMEWHERE(2010年製作の映画)
4.7
結構ささったかも  

中年の孤独とさびしさ、
栄光のむなしさ、
ありふれた時間を一緒に過ごすことの尊さ、
性欲のコントロールとその失敗との向き合い方、
性を求める一方で女性全体へ向ける冷めた眼差し、
の表現が見事 

だるい長回しも表現として見れる感じした 

てか昔のエルファニングかわいい〜 

同監督で設定が似てるロストイントランスレーションのことをけっこう思い出した 


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追記 10/26 wikipediaをみて本編も見返してやっとわかる設定が2〜3こあった。(腕を折った原因、クレオやレイラとの距離感)最初ぼーっと見てた俺が悪いんだけど。もうちょいわかりやすくやってくれたほうが好みだなーと思った

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追記② 10/27
噛めば噛むほど味がする気がしてる 
女性の見分けがつきにくいせいでストーリーの理解が遅れる 
でもそれも狙い通りなんだろうな 主人公も間違えてるから
主人公がずっと苛まれてるあの「女性に不自由しないあまりに女性を過度に一般化してしまう虚しさ」って、ザスミスとかTHE1975も歌ってるやつだなーと思った