佐藤絢音

SOMEWHEREの佐藤絢音のネタバレレビュー・内容・結末

SOMEWHERE(2010年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ロングテイク(長回しを言い換えたもの)が多いけど、その使い方があまり好みではなかった。ただロングショットが好きってわけじゃないことに気づけてよかった。

ただ時間の流れを表すためのロングテイクは…なんか違うな。型取り・プールサイドの昼寝とか…ロングテイクを使わずともわかる、本当に長いやつやん。それを長く表現してもなんか…違くない?って思ってしまった。
空虚さやまったりをロングテイクで映すのは、、安直な感じがして好きではない。


でもいいのももちろんあって、最初の方の車を運転するのを横からとらえたロングテイクはすごい面白いなーと思った。車の進行方向を映さなくても彼が曲がったのがわかる。そしてこの曲がりは、ちゃんと感情を表してるもの。
あと、友達含め3人でゲームして、そのあとおしゃべりするシーンとか。いや、上で言った好きじゃないものと何が違うんだろう。

うーん何が好きで何に違和感を感じるのか自分で法則がわからないけど、そう感じた。
おそらく、ユーモアの感覚の違いだな。あんまりこの映画、笑えなかった…(多分ユーモアは結構あったけど)

とにかく、エルファニングがかわいすぎた。
ほそっこくて…。
佐藤絢音

佐藤絢音