リボウスキ

SOMEWHEREのリボウスキのレビュー・感想・評価

SOMEWHERE(2010年製作の映画)
3.5
監督らしい愛しさと切なさとユルさとが溢れる作品。相変わらず薄味に見せかけて鑑賞後にジワジワくる。デル・トロの一瞬の出演に笑った。エル・ファニングが透き通っていてやはり可憐。「レオン」のナタリー・ポートマンとか、「キックアス」のクロエとか、「ジュノ」のエレン・ペイジとか、「ミスター・ノーバディ」のジュノー・テンプルとかを絶賛して、自分の中にロリコンの可能性を見出しつつありますが気付いてないフリしてます。

(追記)
バナナマンのPodcastで設楽がこの映画について触れていて少し面白かったので追記。
冒頭のフェラーリがただただコースを回っているのを延々と映しているシーン。
あれは監督の「今から始まる映画はつまりこういう映画ですよ。」というイントロダクションになっているらしい。(ただし、設楽自身人から聞いた話で真偽はわからないと発言。)
つまり、フェラーリがただただ走ってるのを見るように、何かが起こりそうだけど何も起こらないという意味か?それともよくわからないけど目が離せないという意味か?
ははぁーん!なるほど!さっぱりわからん。いや、よくよく考えるとわかるような気がする。いや、しない!!