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テロリズムの夜/パティ・ハースト誘拐事件のtのレビュー・感想・評価

4.0
誘拐された権力者の娘が過激派グループに洗脳されていく実録モノだが、最後までどこまでが本心であったのか観てる側にもよく分からない宙吊りが快感。自由意志とは何なのか?クールなオープニングと早速の監禁シーンの暗さに痺れるし相変わらず硬質で地味な空気が素晴らしいシュレイダー映画。なんと言ってもナターシャ・リチャードソンの美しさに終始ドギマギしていた。若松映画でもゲリラ内「同志」の男女の交わりは当然に扱われていた。
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