我が心の一本です。
好きすぎて見返したくないくらいの作品やったのですが、久しぶりに鑑賞。
もうたまらないですね。
ほんとに個人的な感想ととして、この映画には僕が居てるのです。
まだ思いを断ち切れない女の子の為に日々ミックスCDを作り送りつけている主人公のニック。
多分“なにこのイタイ奴”って思ってしまう人も多いかと思うんです。
そういう人はこの映画にはあんまり向いてないかな。
ただ、このミックスCDを作って女の子に送るって行為、僕は死ぬほど美しいと思ってしまうんですよ。
ポップミュージックの本質と青春の拙さ。
なんと儚く美しいのか。
タイトルロールに入る前に
ウィーアーサイエンティスツや、バンドオブホーセズなどのインディロックバンドの名前がちらつく演出も最高。
俺やないか!!
っと思ってしまう。
あとカットデニングスとマイケルセラくんのコンビが最高ですね。
ずっと見てたい。
音楽の力を借りて、一歩踏み出した若者たちの美しい一夜を切り取った、最高の青春インディロックムービー!
ただギャグの切れ味が今一つなので減点しました。