ピョンちゃん

雨にぬれた舗道のピョンちゃんのレビュー・感想・評価

雨にぬれた舗道(1969年製作の映画)
4.0
ロバート・アルトマン傑作選にて鑑賞。

見知らぬ青年を家に招き入れて風呂に入れ食事を与える、冒頭からヤバさ全開。心情を吐露せず表情も変わらない女。何を考えているのかわからないのでとにかく不気味。抱え込んでいる闇がいかに深いかは伝わる。産婦人科のくだりとか売春婦あてがうところとか怖い。異様な空気が充満する映画だった。アルトマンの他作品とは随分雰囲気が違っていて驚き。未配信・未ソフト化が謎なくらいよくできた作品でした。
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