雨にぬれた舗道の作品情報・感想・評価

雨にぬれた舗道1969年製作の映画)

THAT COLD DAY IN THE PARK

上映日:1970年02月28日

製作国・地域:

上映時間:107分

4.0

『雨にぬれた舗道』に投稿された感想・評価

赤道
4.6
このレビューはネタバレを含みます

金持ちが貧乏人拾う序盤の展開で先ず思い浮かべたのは、ポン・ジュノのパラサイト半地下の家族とか、荒木飛呂彦の短編の変な子どもに家族が乗っ取られる話(題名忘れた)。喋らない系で言ったらヴェルナー・ヘルツ…

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抑圧を抱える中年女性が若いヒッピー集団と出会い性的に触発、やがて狂気の世界へ…
初期ロマンポルノによくある展開だが、本作を真似てるのだろう。

ベッドの人形を発見したときのサンディ・デニスの絶叫と、…

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3.4

ベンキョにはなるし、いい感じだが、面白くはない。

娼婦のシルヴィアがなんかよくわからんが、とても可愛かった。
ジョニー・マンデルの音楽は最高だった。俺が当時のジャズメンなら、アルバムのB面の二曲目…

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muscle
-
閉鎖的なショットのおかげでアルトマンで一番盛り上がれる。『雨にぬれた舗道』って下ネタかい、ロマンポルノな終盤。
4.0

なんだこの張り詰めた緊張感!最初の夜にソフト監禁される青年の部屋にカギをかけにいく主人公を背中から追う室内ショットがまずホラー映画のそれ。目隠し鬼×ハーモニカの影と音の演出、無駄にエロティックな姉と…

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ロマンポルノみたいな映画だな…と思ってたら最後までそうだった
TGK
-

カメラがやたらとトラックインする映画だけど、ヒロインのクロースアップはヒロインと観客との距離が近いことを意味しない。
建物の外観をパンしながら窓越しに中の様子を映したり、あるいは何かナメたり、鏡越し…

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このレビューはネタバレを含みます

 こういう終わりになるのか…。年の近い友達もおらず、言い寄ってくるのはおっさん。気を引きたい年下の男からは相手にされておらず、監禁し売春婦をあてがって取り入ろうとするも、最後は発狂。あまりにも惨め。…

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アルトマン初期作品の佳作。サンディ・デニスの狂気は、次作「M★A★S★H マッシュ」へと集団化する。
ozabon
-

やっと観れた。監禁部屋で育った孤独なブルジョワ女(ちょっと奈良岡朋子風)と、家族が大所帯で住む場所がなくて家の離れで姉と暮らしている青年(ちょっと石橋正次風)と、加齢臭がする母親の主治医と、青年の姉…

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