カメラがやたらとトラックインする映画だけど、ヒロインのクロースアップはヒロインと観客との距離が近いことを意味しない。
建物の外観をパンしながら窓越しに中の様子を映したり、あるいは何かナメたり、鏡越し…
こういう終わりになるのか…。年の近い友達もおらず、言い寄ってくるのはおっさん。気を引きたい年下の男からは相手にされておらず、監禁し売春婦をあてがって取り入ろうとするも、最後は発狂。あまりにも惨め。…
>>続きを読むやっと観れた。監禁部屋で育った孤独なブルジョワ女(ちょっと奈良岡朋子風)と、家族が大所帯で住む場所がなくて家の離れで姉と暮らしている青年(ちょっと石橋正次風)と、加齢臭がする母親の主治医と、青年の姉…
>>続きを読むアルトマンの「女性とパーソナリティ障害の関係を探求したスリラー/ホラー/幻想映画的三部作(※ロバート・アルトマン監督作品集Blu-rayセット商品説明文より拝借)」の第一作目に位置付けられ、アルトマ…
>>続きを読むブルジョワの婦人が公園のベンチでずぶ濡れになっている青年を自宅に招き入れたことからはじまる二人の奇妙な関係を描いたサイコスリラー。
同じくアルトマンの『イメージズ』『三人の女』とあわせて女性とパーソ…
後に『イメージズ』、『三人の女』へと繋がるイメージに溢れている。格子状で透明性の低い窓ガラス、鏡が多用された檻のような空間。それらの歪みが虚像を形成していく。サンディ・デニスの抑圧された性に対する異…
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