腕

ザ・ケイヴの腕のレビュー・感想・評価

ザ・ケイヴ(2005年製作の映画)
1.5
暗い、眩しい、映さない

男女8人で洞窟探検に行くお話。
この手の洞窟シチュエーション作品はディセントとか地獄の変異を筆頭にいろいろ作られてるけど、その中で下でも数えれるレベルでクソ。

8人も居て人間関係は最悪。なのに細かい人物背景の描写がないのも良くない。
ホラーでよくある女が病的に「出たい」だの「ここでみんな死ぬんだわ」だの叫びまくる例のヤツ。あれが8人同時に起こるからうるせぇうるせぇ。

あと撮り方がゴミ級。
これがこの作品の価値を下げてる要因だと思う。
ヘッドライトを正面から映したり、かと思いきやいきなり真っ暗になってカメラのフラッシュ?をバンバン焚きまくったり。
観てる人間の視神経を殺そうとする撮り方ばっかり。
小刻みに揺らして臨場感を出したいのか、カメラを揺らし過ぎて本当に何も見えない。

面白いとか面白くないとかじゃなくて、ちゃんと映すところからやり直してほしい。
「ラストで一発かましたったでぇ」ちゃうでホンマ。
腕