幻の古代都市を探して密林探索に出掛け、消息を絶った父。連夜の夢の中で怪人やアマゾネスを観る主人公は恋人や学者、ガイドとともにその行方を探すべく、密林捜索に出る。

だが、一行中には主人公カップルを誘惑し、伝説の赤い宝玉を手中にせんとする男女もいて、あんたら密林で何やってんねん感を高める。

さらに夢に出ていたアマゾネスとも前世の縁があったことが判明。これまた前世でのいちゃいちゃ場面が多々。お国柄ゆえか、作中、濡れ場のシーンも映るのは肩から上やら背中やら影やらで何かともどかしいのみ。

密林ものといえば、やはり、そんな粉のかけあいより、大自然の驚異、危機また危機でないと。が、そっち方面、着ぐるみ怪人はしょぼく、行者と思いきや虎の化身やら大蛇やらは余りにCGが御粗末。CGモンスター比較的支持派の自分でもげんなり。秘境冒険ものとしては残念ながらどうにも中途半端な出来でした。