きっこ

ララピポのきっこのレビュー・感想・評価

ララピポ(2008年製作の映画)
3.5
キャッチーでポップ!!


他にも映画化に向いていそうな本はたくさんあるのに、どうしてこれなんだろう‥と不思議に思いましたが、映画の紹介に書いてあった文章を読んで納得。
路線戻ってきた感じのドギツイ奥田節が映画ではポップな感じがして観やすかったです。
これは脚本の手腕ですね。
原作既読で敬遠されている方には逆にオススメできるかもしれません。

ちなみにこの原作本、自分家の本棚に並んでいるのを眺められる分にはいいですが手にとって見られると非常にマズイ。こういうデザインなんだから~!!と、しどろもどろになる事が必須な‥表紙。
そんな表紙(笑)に形容される内容ですが、良かったです。意外と。
緑のアレにはぶったまげましたけど‥。
あと妙に懐かしい感じがする。ディスコ調の音楽もそうですが、ピンク映画時代全盛期のかほりがプンプンと。あらきゆうこさんのドラムも好きだな~。

主演の成宮君は軽薄な男が似合う!目がヤバい。今現在抱かれたい男マイ1位です。
トモコさん役の中村さんもかわいかった~。独特の魅力がありますね。これからの動向チェックです。

先行き不透明な現代。
同情なんていらない。下品だってかまわない。
しがみついてもへばりついても、それでもどっこい生きてます。
見終わって、
文句あるか~!とついつい叫びたくなるような若者な自分がいた事を少し追記しておきます。
(映画生活投稿分2009)
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