シネマスカイウォーカー

マン・オブ・スティールのシネマスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)
3.9
DCエクステンデッドユニバース第1弾
ザック・スナイダー監督6作目

宇宙の遥か彼方の惑星クリプトンは今この瞬間に滅亡しようとしていた。滅びゆく運命を悟るクリプトン人の中ゾッド将軍は政府への反乱を開始するも流刑となってしまう。大混乱の最中に息子を授かったジョー=エルは我が子をカル=エルと名付け、クリプトンの英智の全てを記したデータと共に脱出ポッドに乗せる。赤子のカル=エルクリプトン人の希望と両親の愛を胸に生き残ったたった独りのクリプトン人として地球へと送られるのであった....


スーパーマン映画のリブート作にしてワーナー・ブラザーズが展開するDCコミックスを原作としたシェアードユニバース、DCエクステンデッドユニバースの第1作。

クリストファーノーランの「ダークナイトトリロジー」がヒットした為かDCシリーズはダークナイト以降シリアスでリアル思考な作風を続けている印象。

DCユニバースの中では1作目にして宇宙人襲来というニューヨーク決戦並のビッグイベントが起こると景気の良いスタートだ。

ゾッド将軍もクリストファー・リーヴ版とは打って変わってかなりゴツくなっていてスーパーマンとの肉弾戦は見てて圧倒される。それこそクリストファー・リーヴ版のゾッド将軍の手下のノンの方がビジュアル的に近い。これはこれで良い感じがした。

スーパーマンと言えばジョン・ウィリアムズの有名なテーマ曲があるが、今作では明るい冒険映画のテーマぽい曲ではなくハンス・ジマーの重厚なスーパーマンのテーマとなっていてどちらも好き。