まっつん

マン・オブ・スティールのまっつんのレビュー・感想・評価

マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)
2.3
クリストファーノーラン製作のスーパーマンリブート作品です。

まずですねぇ...やっぱり暗すぎるんですよね...ノーランの色が濃く出過ぎているというかなんでも重苦しくダークにすりゃいいっていうのが気にくわないんですよね。まだバットマンはそういうダークヒーローになる素養があるんですけどスーパーマンはヒーローのロールモデルであるが故にダークヒーローには絶対になりえないと思うんですよね。一言で言えば「民衆の希望とアメリカンウェイ」を貫く男なんですよ。

それがいつまでもウジウジと悩んで眉間にシワばっか寄せてるようなスーパーヒーロー映画は正直言って観たくないかなぁって思ってしまうわけです。しかも悩んで引っ張って最後の最後でカタルシス!っていうならわかるんですけどそれも無いんですよね。最後ぐらいはやっぱりスーパーマンが人命救助をしてスカッとしたいわけです。ほんとに煮え切らないし、抜けの悪い映画だなぁと思います。

また誰もが言ってることですがラストのバトルシーンはやっぱり無駄に規模がデカすぎというか「それで人がたくさん死んでるよね?」と思ってしまいますよね。まぁそこについては「ジャスティスの誕生」にも関わっているので軽く触れとくぐらいにしておきます。

あと自分探しの旅とかヤメェや笑。個人的に自分探しの旅とかするやつ大嫌いやわ笑。