クリストファー・ノーラン節をザックスナイダーが演奏したら、こんなのできましたって感じの作品。
長くくどいのに何故かはいりこんでしまうノーラン作品のシナリオ力。
迫力と肉体美を兎に角スリリングに演出するスナイダー作品の要素。
見事に合わさって、見応えは半端ない。
ラッセルクロウとケビンコスナーが親父なんて贅沢の極みである。
ただなんか惜しいのは題材がアメコミ史上1番爽やかで、聖人君子なスーパーマンであること。
あれほどトラウマ必至な幼少期を過ごして、自分が人間じゃないことを知ってあそこまで爽やかさを保つことには共感はできない(笑)
ラストのしめ方も本当良かった。
DCユニバースの最初の作品。