トランスマスター

マン・オブ・スティールのトランスマスターのレビュー・感想・評価

マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)
4.5
#70『スーパーマンの誕生譚』

子供の頃から地上波で何回も再放送されていた日本人に一番なじみの深いアメコミヒーロー『スーパーマン』がクリプトン星で誕生する場面からスタート。
惑星滅亡の危機に自らの息子に全ての期待を込めて発射した脱出ポッドがカンザスの農園に墜落する。一方クリプトン星の元老院に反旗を翻した反逆者の軍部は監獄惑星から脱出し太陽系の地球をクリプトン・フォーミングするべく船団を送り込みそれに対峙する米軍のストーリーです。

◆良い点/注目ポイント
・アメコミ映画なのにも関わらず脇を固めるキャストが主役級。
ヒロインは宇宙船に乗り込むのが大好きなエイミー・アダムスさらに彼女の務めるデイリープラネットの編集長はローレンス・フィッシュバーン。
実の父親はラッセル・クロウ、育ての親はケヴィン・コスナー!
ちなみに親父二人は共に『ロビンフッド』の主役です。
・スパイデイーのような新素材のスーツと胸の『S』はスーパーマンのSにしなかったところが憎い演出です。
・スーパーマンが空を飛ぶ時の音速を超えた時のソニックブームやクリプトン星人とのタイマンバトルのスケールはものすごい迫力です。
・ディザスター映画の巨匠 壊し屋ローランド・エメリッヒに匹敵する異星人災害、カンザス州の巨大竜巻などCGも凄い迫力でした。

◆改善点
・冒頭のレジェンダリーのロゴで嫌な予感がしましたが今回も中華描写がしっかり入っていました。
・デイリープラネットの編集長はローレンス・フィッシュバーンだと人格者っぽいのでJ・Kシモンズがベストキャスティングだと思います。

◆総括
・クラーク・ケントがなぜ新聞記者になったのか府に落ちました。
トウモロコシ畑とケビン・コスナーの画がとても懐かしかったです。

-2020年 70本目-