観ないでいたが、ロバート・パティンソン版バットマンのティザーが発表されてそろそろ観ておく時が来たと思って鑑賞。
ザックシュナイダーXノーランのコンビの作品だが、2人の作風が激突して、あまり好評はされていない本作。しかし自分が鈍感なのか、本当に好きになったのか、良い作品だと思うのだが、果たして自分だけなのだろうか。確かにハンス・ジマーの音楽の重い雰囲気がミスマッチな気もしたが。自分はそれより雑な脚本の方が酷いと思う。クライマックスにかくての描くべき所をはしょり、畳み掛けるように終わったと思えばまだ敵が生きてるなど、イライラする場面が沢山あった。
キャストは豪華で、あんまり出てこない役にケヴィン・コスナーがいる辺、流石大枚をはたいて制作されたのだと実感できた。主役を任されたヘンリーカヴィルも、幼少期の体験から人見知りがちになっているような役どころが、上手く彼の不慣れさをカバーしていると思う。だから自分的には不完全な感じ含めて適役だったと思うが、まだ本家を観ていない自分の意見なことをご容赦願いたい。
重荷を背負った1人の青年の姿を、多少雑だがしっかりと捉えられていると思う作品。
