ヒメ

映画と恋とウディ・アレンのヒメのネタバレレビュー・内容・結末

映画と恋とウディ・アレン(2011年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

監督・脚本 ロバート・B・ウィード

ウディ・アレン監督について知れる
とても魅力的なドキュメンタリーでした
まだ観ていない映画たくさんあるので
ネタバレなっちゃうかなーって思って
ずうっとあとに観ようと思ったけど
観ちゃった♪

コメディアン、脚本家、映画監督
俳優、ミュージシャンでもあり、
シニカルでシャイでロマンチストな
ウディアレン監督。
個人的にお気に入り映画のひとつ
ミッドナイトインパリは42作品目?!
ということにはびっくりだし
カイロの〜に出てくるジョエルという
映画館は、鮮やかなカーペット
燭台や ガラス製品が飾られた 
とても華やかな映画館だった。そして、
敬愛するベルイマン監督を見かけた
思い出の映画館ってこと。
高校生の頃から1日50個はジョークを考えて
コラムや新聞にも載って16歳で親より
稼いでいた でもコメディアン時代は
面白くない自分に嫌気がさして、
舞台に立ちたくない日もたくさんあったこと…

少し前にある芸人さんの信じられない
ニュースありましたが、
人を笑わせるという職業は大変なこと、
だと本当に思ってる。ネタを考えるだけでなく
俳優さんばりの演技も必要 考える力
頭が良くないとできないことだし、
完璧主義的で凄く真面目だとおもうのです
だから悩むのだと。
監督のベースにある控えめな性格は、
ユダヤ人であることの謙虚さ
でも、色んなテーマに恐れないのは
人と交わって感情や関係に多くを学んで
いるからこそなのだと思います。
監督、脚本、主演、コメディアンといえば
チャップリン、日本ではたけしさんしか
思い浮かばなかったけれど
ウディ・アレン監督、
私のちいさな脳内ソフトに加わりました

そして、
ウディ・アレン監督といえば
死生観を映画の中にバンバン出してきます

皆さん?
そんな風に笑ってたって
楽しそうにしてたって、
人生はいつか終わってしまうんだよ
生きる意味ってなんだろう?
神はいるのか?いないのか?と。

私は、それは考えたってキリが無いし、
死んでみなきゃわかんないw
って、思ってる いまのところは。

でも
今の暮らしが同じように続かないこと、
いつかは自分も消えるってこと それは、
ある日私も同じように思いました。
監督は5歳の時!らしいけれど。

監督は死ぬことへの恐怖感があるから
病気恐怖症なって心配なことがあると、
すぐ病院へ受診してます(でも私の知る限り
こういう方は長生きです🌸
病院嫌いで受診しない人のほうが寧ろ心配)

なのだけど、ウディアレン監督の映画の
良いところって観客に皮肉や
ブラックユーモアうまく交えながら
明るく楽しく見せるところじゃないかな
書いていて思い出したけど、
ベルイマン監督の映画も、怖いようで
ユーモアもあったりする
全てをやってしまったベルイマン監督に、
僕はなれないって言ってたけど、
生と死にちゃんと向き合っているからこそ
哲学的な作品に仕上がるのだと思うし
アレン監督だって凄いと思う、、。
普段考えないことを考えるから
つまり 楽しくお勉強の要素もありの
切ない恋の余韻に浸ったり、
ちょっと変態でエッチなとこも
わたしは好きです❤︎


転機となったアニーホール。
ダイアン・キートンの監督への想いは
想像以上でした

「なんとか彼を落としたかった
魅力的だと思われたくて精いっぱい
努力したわ。好きになってもらいたかった」

ダイアン・キートンはひときわ輝いてたって。
監督は、一目みたときから
素晴らしい女性と思って、それから
ふたりで住んだこともあるって、。
彼女の夢は叶わなかったけれど、その後も
いい関係を続けられているって、ことが
良くわかりました。本当に素敵ですね💕
スリーパーのメイキングシーンとか
すごく楽しそうだった!混ざりたいw

ミア・ファローは奥様だったのですね
スキャンダルについては………
わたしはノーコメントかな!

あまり自分の作品に満足していない
ご様子の監督。モノクロ映画の
マンハッタンはキライだそうです😭
何故みんなが騒ぐのか、わからないらしい。
私は橋の下でウディ・アレンと
ダイアン・キートンとの夜明けのツーショット
とても綺麗で好きなんだけどなぁ
でもたくさん撮っていれば
いい作品ひとつくらい出来るかも!って。
言ってるウディおじいちゃま٩(๑˃̵ᴗ˂̵๑)۶ °
これからも、長生き御両親様のように
長生きして、(病院も頻繁に行って♪)
元気でこれからも頑張って欲しいです。
101歳でメガホンとった
マノエル・ド・オリヴェイラ監督は
106歳まで生きたそうですよ😉
アレン監督、記録更新してください❣️

clip中の『ウディ・アレンの愛と死』
やっぱり面白そうだった〜
ヒメ

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