店長はアームレスラー

12人の怒れる男 評決の行方の店長はアームレスラーのレビュー・感想・評価

12人の怒れる男 評決の行方(1997年製作の映画)
4.0

12人全員が主役映画でした( ´∀`)

ジャック・🍋が主役なんですけど12人
誰1人として脇役感がない、個々の陪審員の個性、性格、人生観、が満遍なく見事に醸し出されていていました。

少年の殺人罪についての激論を、夏の暑いボロい陪審員室でやるだけの映画なのに、
退屈しない、いや、退屈しないどころか、
観入ってしまいます。制作費は殆んど12人のギャラだけの映画なのに面白い。

最後まで有罪に拘る第2陪審員のじいや
途中まで怒鳴りまくってた、黒人帽子みてると、なんで最初からそんなに怒ってるんだ?って思いますがそれが伏線となり面白い。

観てて、何回も思ったのは、🍋はハンニバルのレクター博士に似てるな〜 って、特に目つきが!∑(゚Д゚) あ、それを言うなら
第2陪審員のじいも同種でした(笑)

生きてる間に、1回くらい陪審員に選ばれるかもしれないと思うと、この映画観てて良かった〜ってなりましたね、自分の思い込みだけにとらわれず、案件について何を吟味しないといけないのか?周りの意見も取り入れながら評決する事の難しさを知らされました(~_~;)

あれだけ激論を交わした12人が、最後に陪審員室を後にする時に、皆それぞれにサラリと優しさをみせながら出て行く様にちょっとほっこりなりました(^-^)


さ、次は、

日本の楽しげな陪審員観なきゃ(笑)