12人の怒れる男 評決の行方の作品情報・感想・評価

「12人の怒れる男 評決の行方」に投稿された感想・評価

名作観よう月間。ずっと観たかったけど、やっぱり面白かった!
なんとなく見るのに躊躇してたのは十二人の見分けつくかなーっていうところだったけど、その必要はなかった。でも十二人の個性がきっちりあって、見てて「この人応援したい」とか「この人むかつく」とか出てきてよくできてるなーって感心しきりだった。
最初1票しかない無罪票が、どんどん変わっていって、「逆転裁判」みたいだった。最後の票が無罪になった時のカタルシスはすごくて今までぐぬぬって観てたフラストレーションが一気に解消されて気持ちよかった。
でも自分があの場にいたらどうなるかなーっていうのはすごく考える。最初に「議論をするために無罪に投票する」ってあんなかっこいいことはできないなぁ。
日本人オマージュの「12人の優しい日本人」も観たいなー。今度みよう。
これはフリードキン監督によるテレビ映画(1997年)。ルメット監督の劇場用映画(1957年)は90分だが、これは120分で30分も長い。私はどちらも観てるが、こっちの方が好きだ。ルメット版との違いは、こっちは「カラー」で「黒人がいる」こと(ヒスパニック系白人もいたような)。

あらすじ。
少年が父親殺害の容疑で逮捕された。その陪審員として12人が議論する。全員が有罪だと、無条件で少年は死刑になる。最初、無罪を主張したのは一人だけだが、それが徐々に……。

2時間あるが、時間的な省略はない。すごい緊張感だ。でもユーモアたっぷりの議論である。有罪か、無罪か、右に左に揺れる男たち(女性はいない)。こんな映画は他にない。

音楽がない。
会議室(?)以外がない。
なんて映画だ?! きっとつまらないぞ。
だがこれほど面白い映画は、世界中に「ほとんど」ないだろう。

脚本がいい。まさに傑作映画。
ちなみに、ルメット版と脚本は「ほぼ」同じ。30年も違うから、微妙に変えてあるだけ。それから、三谷幸喜脚本の『12人の優しい日本人』(1991年)も傑作。

<追記>他の人が書いてるが、ルメット版はカメラワークに複数「いいなァ」と思うカットがあった。
裁判員裁判に選ばれたらこれを見るべき。
ずっと評議室のシーンなのに、飽きないって凄すぎる。
モノクロの原作の方を見ました。
commonlaw

commonlawの感想・評価

3.0
フリードキンということで鑑賞。結末が違うと聞いていて、ややハラハラしてしまったが同じだった。撮影はどうしてもボリス・カウフマンに及ばない。本作のジョージ・C・スコットはルメット版のリー・J・コップを超えてると思う。
面白い。色んな人間がいる。満場一致なんて相当な神業だな。訳の分からんことを言う奴がいるから面白いんだろう。一番驚いたのはこれがリメイク版だったこと。

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃシンプルな構成の映画。モノクロだし。でも1人、また1人と裁判での意見が変わっていき、新しい事実が見つかっていくのは見応えがある。最後が少し物足りない感じがあったのは少し残念。また結局どうなったのか?ってところがハッキリしなかった。でもそれが深みってやつですかね。
moe

moeの感想・評価

4.0
父親殺しで裁判に立たされた1人の少年。
映画を観ていたというアリバイはタイトルも何も覚えてなく、絶対不利の有罪と誰もが思ったが、ある1人の陪審員が無罪と言った所から、話がどんどん変わっていく。

シーンは、ほぼ、陪審員だけが集まる密室の部屋のみ。
口頭のみで語られ、画面が全く出てこないのに、何故だか頭の中で小説を読んでるかのように風景やイメージが湧いてきました!

そして議論していくうちに、色んな事が紐解かれていく

人の話を聞いたり、イメージしたり、観察力や考察力、想像力を掻き立てるような作品でした。
こういう映画も、味があって凄くいい!
集中してみてください!(・ω・)
りょ

りょの感想・評価

-
忠実なリメイク
白人だけじゃなく黒人が入ってきたのは時代を感じる
12人全員が個性がぶれずにはっきりしてるってすごいな

97
前バャ

前バャの感想・評価

4.0
リメイク版も見てしまった。。
こっちも面白かった…
演技ひとつ、役者1人、
年齢も人種も変わるとまた違った見方が出来て面白い…!
疑わしき者を罰せず…自分が疑問を抱いた事を納得させるというのは
「捻じ曲げ」 では無く 「筋を通す」か。

「父と息子」の展開が好きでついつい見入ってしまうわぁ〜
mio

mioの感想・評価

4.5
これは最近観たなかでかなり面白かった。
偏見差別とか先入観について考えさせられる。客観的に物事をみる能力が必要で、自分の意見を持つことも大切だけど、それと同時に自分の意見に自分を縛りつけず他人の意見を聴いた上で客観的に分析し考えることが大切だと改めて考えさせられた。
同じ場所で、会話をもとに、物語がすすみ事件の概要も会話を通してわかっていくけど、無理に説明のためにいれた会話って感じるものもなく、難しい内容ではあるけれどすんなり観れた。それぞれのキャラクターも活きてるし俳優さんの演技力だと思う、、素晴らしい。
>|