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メゾン ある娼館の記憶のcalroのレビュー・感想・評価

メゾン ある娼館の記憶(2011年製作の映画)
3.5
娼館に漂う美しい女性たちの悲哀が何とも言えない。むき出しの美しさの裏側にあるその極めて人間的な日常と、そのやり場のない感情が、美しい映像との対比で残酷に浮かみあがる様は見事。酒、性交、病、孤独、逃避、対比的でありながらあまりにも滑らかでシームレスな非日常の日常性と、リアルな感情とについ引き込まれる。
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