そら

華麗なるギャツビーのそらのレビュー・感想・評価

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)
4.0
どこかウルフ・オブ・ウォールストリート感を感じた。

中盤までの目まぐるしく華やかな内容から段々とレオ様の弱い部分が垣間見えて、バッドエンドを迎える。

ただ、今作は彼を理解するものがおり、最後までずっと彼だけを裏切らずにいたのが、深いメッセージを感じた。


本当の仲はお金の関係ではなく、好意の関係。
最初のお茶会への取り次ぎを好意で行ったことが、ギャツビーの信頼を得て、彼にとっての初めての”友”になったのでは。

デイジーの最後の振る舞いには驚いたが、ギャツビーの理想の彼女とのギャップを感じただけなのかもしれない。

夢や理想を語るのもいいが、程よく現実と向き合うことも大事だったのかもしれない。
他人に求めすぎて勝手に期待してしまうことの愚かさを感じた。


レオ様の画力で高評価はつけたが、バッドエンドものが苦手な自分としては少々控えめ評価。
そら

そら