レッドフォード版も観賞済みなんですけど、とても良かったと思います。
この映画なかなかサントラに押し上げられてる部分が多くて、あのジェイ・Zが音楽指揮に関わっているのでもし彼の音楽センスとソリが合わないです〜〜って感じであれば確実にこの映画面白くないです。
前半は非常に画面の鮮やかさが目立っていて、ストーリーが進むに連れて不穏な空気と共に画面の色彩も失われていく虚しさがとても好きでした。も〜〜バズラーマンの性癖がだだ漏れって感じです。
あと配役も成功してるのではと思います。キャリーマリガンの奔放で馬鹿なお嬢さまって感じも良かったですし、ジョエルエドガートンの横柄な感じも素敵でしたし、マグワイアの傍観者って姿勢の表情もとても好きです。ジョエルエドガートンに関してはどんな出演作を観てももうキンキーブーツからキャラクターが更新されていないので新鮮。
特にデカプリオのギャツビーはレッドフォードとはまた違う、レッドフォードのギャツビーは愚かな中にも確固たるものがあった気がするんですが、デカプリオのギャツビーはもうとにかく庇護欲が湧き出します。特に物悲しい笑顔がもうサイコー。女子は好きだけど男子にはウケなさそう。
正直レッドフォード版でも泣いてるんですが今回も普通に泣きました。特典のもう1つのエンディングでまた泣きましたワハハ。
ムーランルージュに引き続きまたタイプ打ってる。こういうの好きなんだね、って気持ちになりました。