KARIN

華麗なるギャツビーのKARINのレビュー・感想・評価

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)
3.7
華やかさとは裏腹に描かれる、
1人の男の孤独な影。

文豪の名作の映画化となると
斬新さや奇抜さにかけてしまうことがあるけれど
バズ・ラーマン監督がまんまとやってのけてしまいました(*´∀`*)

衣装、パーティのセット、部屋…
すべてがレトロなんだけど最新で
どの時代の話だったか忘れそうなぐらい。

ラーマン監督のロミオとジュリエットを思い出しました。

そしてキャリー・マリガンがとにかく美しい!キラキラした衣装に負けないぐらい、存在自体がキラキラしてました。

風の噂と、真実の残酷さ。
人の評判やうわべに惑わされず
目の奥にある真実を見る。
そんな人物はとても少ないもの。

時代を超えてそんな警告を受け取ることができる、華やかな作品でした。
KARIN

KARIN