Satouko

華麗なるギャツビーのSatoukoのレビュー・感想・評価

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)
4.2
思ってたよりも純粋な愛の話で、ストーリーにもキャストの演技にも魅了された。
ディカプリオが主人公だと思ってたけど見方や語り手としてはトビーマグワイアからの目線で、この第三者から見たギャツビーやデイジーやらアメリカの20年代っていうのがリアルに表現されててとてもよかった。そしてディカプリオの登場が意外と遅くて、(これもまたよかった) 出てきた時のあの華麗な登場の仕方!笑 これは額縁に飾りたいわと思いたくなるような絵になるシーンは、ほんとに華麗という言葉がぴったりだった。
ギャツビーの人生や終わり方や人々の冷たさというものは惨いものだったけど、えーこんな話?とはならずむしろこうだったからこそ心に響いたのかな。でもやっぱり見終わった後、原題の"Great"は何だか華麗よりも普通に聞こえて、もうちょっと素敵な単語はなかったのかなとも思う。観るのはあともう1回ぐらいでいいけど私的に満足。
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