こんな悲劇的な主人公だっけ？が初めの印象。
豪遊や豪華絢爛な家、その影に密やかに持つ彼の真の想い。全ては想い人のため。
アメリカン・ドリームと恋心は両立出来ず、それをわかっていながら情熱に走ってしまったのは彼の失敗だったのか。やはり過去を戻すことは不可能だったのか。いずれにしても野心家な彼はどちらも手に入ると思い込んでいたんだろうな、
印象的だったのは、彼女が"ここから逃げたい"って言った時、驚くことに彼は怒ったこと。普通なら"一緒に逃げよう"って喜ぶところ。彼が本当に欲しいのは彼女ではなくて"理想の人生"であって彼女はその中の部品でしかなかったんだろうな。だから多分彼女じゃなくてもよかったの。
本当は違う意図かもしれないけれど、私はそう感じてしまった。"誰かと幸せな自分"自分さえいれば、あとはなんでもいい
傲慢な人は苦手、でもそうでなければ理想は達成できないと思う
多くのものを手に入れることで幸せになれるなら、手に入れたい。
