samo

華麗なるギャツビーのsamoのネタバレレビュー・内容・結末

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

2014年のメモ。相変わらず長い。

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とにかく注目点が多い!衣装も、音楽も、俳優も!セリフはやはりいつものごとくうろ覚えで、いいなあってなるのもあった気がするのにちゃんと思い出せないので今回は語らないことにします。


まずは衣装から。

衣装はもう、ほんと華やか!あの時代の服というと、当たり前ですが全く知識がないため、本当にあんな服を着ていたのかと聞かれると、「確かに怪しいよな」って思ってしまうほどでした。

ドレスは色んな種類がでてきて、どれほどお金かかってるんだろうなーって感じ。そしてどれもかわいかったです。個人的には肩リボンが印象的。あとはドレスじゃないけど、髪どめなのかカチューシャなのか、小さいリボンがついてたやつも記憶に残ってる。俳優がかわいいってこともあり余計にそう感じたのかもしれない。

で、ニック(トビー・マグワイア)の服のかわいさよ!緑のカーディガン(ニットだったかも?)がやばい。かわいい。各所の彼の服装はかわいいと思います、っていうか、トビー・マグワイアがかわいいんだなって思いました。うん。やっぱり俳優の力は大きい。


ということで俳優。

とにかく女の人たちがかわいすぎるよー!わたしは何なんでしょうか、あの髪型ツボなんでしょうか?ヒロイン(?)の金髪のデイジーは、なんかチャーミングって印象が残ってる。多分キュート系。もうひとりの黒髪のジョーダンは、大人系。どっちも好きですいやほんとかわいいんだって。作中にでてくるロングのデイジーもよかったです。デイジーはやっぱり笑顔が、ジョーダンはギャツビーから話を聞いたあとの興奮してるみたいな、「すごいのすごいのすごいの!」みたいなところが非常にかわいかったです。あっでもデイジーが泣きそうなところもかわいかったし…、とりあえず女の人たち、かわいかったんです。デイジー役のキャリー・マリガンはこれからイチオシにする。

男性陣は、まずはギャツビー役のレオ様でしょう。よい。残念なことに、個人的好みにより今のディカプリオはすごいイケメン!だと思えないのだけど、なんだっけ、「とびきりの笑顔」だったかの笑顔、あれはよいね~!あの人いくつなの?素敵でした。しかしタイタニックを思うと…って話がずれる!吹き替えで見てたので、演技がうまいとか言っていいのか分かんないけど、やっぱりうまいのかも。照れてるシーンとか、デイジーに優しくしてるシーンとか、大富豪として振る舞ってるシーンとか、キレるシーンとか、余裕なくして焦ってるシーンとか。比べたらすごさがわかる気がします。
そしてさっきのニック役のトビー・マグワイア!わりとスパイダーマンのイメージしかない彼でしたが、よかったよー!一般人って感じのところも。やっぱり彼もなんかかわいいよ。もみくちゃにされながらも招待状だしてるシーンが好きです。階段近くで寝てるシーンの寝方が好きです。こう好きなシーンをあげると、それは彼が演じた役がかわいいのではないか?という気持ちになってきたけれど、多分そんなことはないです。真面目なキャラがかわいく感じるとか、多分そんなことはないです。
あとは嫌なトム役のジョエル・エドガートなんですが、全然知らなかった。そして嫌な役だったということしか記憶に残っていない。ので、省略。ごめん。


音楽のはなし。

実を言っても言わなくても、音楽も全然分からないです。ただこの、音楽の入るタイミングが絶妙なのね!前に人のコメントで「ひとつの舞台を見た感じ」というものを見たんだけど、納得でした。いいところに入ってくる。ギャツビーのパーティーの華やかさを際立たせるにはぴったりだなあと感動。見てて楽しくなってきたよ。多分挿入歌をまとめているところがある…と信じて、機会があれば全部聞いてみようと思います。サントラに入ってるのかな?


最後にストーリー!

これは、好きですね。やっぱりなんだろ、エンドが切ないんだよなあ。伝わらない気しかしないけど、「謎+華やか→華やか→暗い影が→寂しさ+悲しさ=切なさ」って感じかな。ギャツビーって何者なの、すごい華やかな映画だなって見てたら何やら恋事情が絡んできて、あらあらあら?と思っているうちに可哀想なことになってた。
語り手とも言えるニックが「傍観者」でしかないっていうのが余計に切なさを増させてる気がする。作中で否定してた気もするけど、ニック自身が肯定してるセリフの方が印象的だから本当に否定してたのか思い出せない。やっぱり否定してないかも?とりあえず、彼自身も、「自分は傍観者でしかなかった」って言うようなところがあるんです。全部の出来事は彼の周りで起きたことであって、彼のことではないんだよなあ。
最後のシーンの、電話先でニックがもしもしって繰り返してるところは辛かった。ギャツビーはデイジーのことを信じてたのに、結局電話はデイジーからのものではなくて、しかもそれを知ることはないなんて。デイジーからの電話だと思ったまま、っていうのが特に辛いところです。


なんかまとまらなくなってきたから切り上げる。この感想ぐちゃぐちゃすぎる。

えーっと、小説を読んだらまた違うんだろうけど、もうひとつのエンドが好きでした。じっくり読んだら7時間はかかるという小説、読む気が起これば読もう。予想以上によかった映画でした。
samo

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