何もかもが究極的

のぼうの城の何もかもが究極的のレビュー・感想・評価

のぼうの城(2012年製作の映画)
1.0
犬の糞。言葉遣い、演技の幼稚さ、などを差し引いても、ここまで不快になる作品は久しぶり。
トップの面子だけしかない、アホな判断で1つの国が無理な戦争に突っ走るという話を、楽観的に描こうとしたらしいが、馬鹿=楽観的という言葉の履き違えてしまったらしい。
戦争で真っ先に犠牲になるのは、トップではなく下っ端扱いされる人間である事を完全に無視して
トップのアホな体育会系の高校生じみたノリとテンションだけが空回りする。
しかもその戦争に勝つ方法が、巧妙な策という名の徹底した根性主義。いや馬鹿なのか?
こんなアホ過ぎる映画作って、恥ずかしくないのか?もっと色々考えることあっただろ!と真剣にに心配になる。
これが若手の三流監督が作ってるならまだわかるけど、全国公開しちゃうレベルだから、この国の映画業界の先行きも知れたものだよね。