aco

ひまわりと子犬の7日間のacoのレビュー・感想・評価

ひまわりと子犬の7日間(2013年製作の映画)
3.0
映画の中では雑種となっていたけど、実際は柴犬なので、柴犬を飼っているものとしては、感情が膨らんで観てしまうのは仕方のないこと。ところどころ、愛犬に置き換えては泣いてしまった。
以前テレビのドキュメンタリーで本当の保健所の様子を観たことがあるけど、この映画と比べものにならないくらい、切なくて悲しいものだった。犬たちのなんとも言えない悲しい表情は忘れられない。
中には本当に止むを得ない事情もあるんだろうけど、最期まで責任を持って飼えないなら、最初から飼うべきではない。
ラストがハッピーエンドのようになっているけど、運良く救われる命もある一方で、その何倍も人間の都合で失われる命があること、そのことを忘れてはいけないんだ。それがこの作品にはないから、その点はマイナス。だけど、こういうことが行われている現実を知らない人、とくに子供たちには観て欲しい作品です。
しかし、仔犬はほんと可愛い。柴犬好きにはたまりません。
aco

aco