今では知的(で頽廃ぽい)キャラ役の多いガイ・ピアースが、シュワちゃんもどきの武骨なSFアクションヒーローに扮してる、その意味ではレアだけど、武骨っぽさが似合わんなw
ストーリーは、『ニューヨーク1997』と『ダイハード』を足した的な。叛乱の起きた宇宙刑務所に向かうことになるまでのスピーディな展開は、シュワちゃん版の『トータル・リコール』において、主役クエイドが火星に行くまでの前段を髣髴とさせた。
つまり何が言いたいかというと、(2012年作と言いながら)作風のノリが総じて80年代なんだ。いい意味でも悪い意味でも「レトロがかってる」。人質の大統領の娘は、途中から『エイリアン』のリプリー化してくるしね。