戦後と現代の狭間をうろつく幽霊みたいな映画。男の周りを世話し続ける女たち、何？
家父長制の権化のような家族、大昔の俳優のような棒読み、山田洋次はわざとなのか？寅さんのノリを2000年代に持ち込むとこうも気味が悪くなるという実験映画？
まあ上京してきた老両親を持て余す子供たち、妻が死んだら生活そのものが揺らぐ男など見所はあるものの、それ以上に従順に男たちのために働く女の描かれ方が気持ち悪かった。
男にとっての結婚って身の回りの世話をしてくれる母親の代わりを探すことなの？女にとっての結婚って男を一生甲斐甲斐しく世話をする約束なわけ？気持ち悪！！！！
