東京家族の作品情報・感想・評価・動画配信

「東京家族」に投稿された感想・評価

いち麦

いち麦の感想・評価

3.0
出て行った子供たちの家族のもとへ老いた父母が会いに上京…よくある設定。親を気遣いながらもどことなくよそよそしい対応…よくある情景。息子や娘の状況、立ち位置や事件、これまたよくある話。当然の如く涙を誘った。
akrutm

akrutmの感想・評価

3.4
小津安二郎の『東京物語』のストーリーをほぼ踏襲しつつ、時代設定を現代に翻案した、山田洋次監督のドラマ映画。『東京物語』のストーリーだけではなく、ショットの構図などの演出方法も一部そのまま利用するなど、小津監督にオマージュを捧げた作品である。

それ故に、『東京物語』を知っているか知らないかによって、評価が大きく分かれる映画である。『東京物語』を知らずに(全く意識せずに)本作品を見た人にとっては、家族ドラマとして良くできた映画であると思うだろうし、誰もが一度は経験するような親子の微妙な関係などが描かれていて共感できるだろう。しかし、それは小津安二郎と野田高梧による『東京物語』の脚本が素晴らしいからであり、山田洋次監督が凄いからでは決してない。

一方、『東京物語』を知っている人は、おそらく物足りなさを感じてしまうだろう。その理由は、次男とその妻の扱いが大きく異なっている点にある。次男は死亡してすでにこの世にいないにも関わらず、妻の紀子が平山家の両親を一番気遣っているという構図が、最も重要な『東京物語』の要素なのである。これが起点となって、親の感じる寂しさ、子供の親に対する冷めた気持ち、そして紀子自身の事情などが効果的に浮かび上がってくるところに、『東京物語』の素晴らしさがある。対照的に、本作ではそのような「紀子」はいなくて、作中の「紀子」の役割を生きている次男とその恋人・紀子の両者で分担している。このことで『東京物語』のテーマの描き方が本作ではとても弱くなっていて、結果としてほのぼのとした平凡な家族物語に堕してしまっている。個人的には、小津監督をオマージュするために製作した映画として、そこがとても残念なのである。これだと、『家族はつらいよ』の前宣伝だと思われても仕方がない。

映画のポスターをはじめ、次男の部屋に横尾忠則展のポスターが貼られていたり、Y字路が使われていたりと、横尾忠則のアイテムが満載なのも、どこか皮肉である。

このレビューはネタバレを含みます

もうなんとも切ない。
やはり母の死や、長年連れ添った妻の死はショックだ。

蒼井優がすばらしい。正直に真っ直ぐに生きたい。

テレビ東京の「やすらぎの刻〜道」の「道」パートの平成編の冒頭は
この作品(というか「東京物語」)をオマージュしていたのか。
演じるのも同じ橋爪功。

※BSプレミアム。
PELIMETRON

PELIMETRONの感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

・祖父と祖母が東京にやって来る
・医師の長男の家に泊まる
・長女、次男の妻夫木聡と続々と集まる
・翌日には長女の家に泊まる
・晴れた日に妻夫木が東京観光に連れ添う
・お金を出し合いホテルに泊まってもらう
・居心地が悪く帰ってきてしまう
・祖父は同級の沼田に会いに
・夜通し飲み明かす
・祖母は妻夫木のアパートへ
・彼女の蒼井優を紹介
・2人して長男の家に帰ると祖母が倒れ入院
・夜を越えず亡くなってしまう
・お骨を持ち妻夫木と蒼井が付き添い瀬戸内海へ帰る
・お通夜が開かれる
・東京に帰る間際に蒼井は祖父から息子を頼みますと頭を下げられる

以前観たときはそこまで感動しなかった
歳を重ねた今見る視点も変わり泣けてきた
一瞬一瞬を大事にしよう
たらお

たらおの感想・評価

4.4
面白かったです。温かい気持ちになります、あんな風に歳を重ねられたらと思いましだ。妻夫木(末っ子)の部屋でお母さんと語り合うシーンが1番すきです。
fishii

fishiiの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

家族…って…と考えさせられながら観ました、


名言
男の子はいずれ旅立つものよ!!
《これは、平成の東京物語》

山田洋次監督の50周年記念作品。
前回レビュー作”あの日のオルガン〟の流れで、橋爪功主演のこの作品を久々に観たくなりAmazonプライムにて再鑑賞。

山田洋次監督は日本の家族を描かせたら第一人者だろう。今作も細部にこだわった演出が光っている。

この物語、やはり前回よりも沁みる…
初鑑賞の時は独身だったし、あれから自分も結婚して子どもが産まれ自分の家族ができたから、この物語がすっと胸に入ってくる…

自分は20代の頃は恋愛に遊びにうつつを抜かした放蕩息子で、母親には特に心配かけた。
リリー・フランキーの”東京タワー…〟を地で行く感じだったから(苦笑)
自分の両親は今も健在で、幸いにも孫はみせることはできた。
でも、親孝行はまだまだ…
両親も70代半ばになった。
残された時間は、あとどれくらいだろう?

”冷たい手、握って詫びる親不孝〟

そうならないためにも、少しでも時間を共有したい。
この作品でも描かれているように、本当の親孝行は何かをプレゼントすることではなく、時間の共有なのだから…

小津安二郎監督の名作”東京物語〟も観てみよう。
mau

mauの感想・評価

4.0
知らない世界があった。こういう家族の形、時代柄、わからなくもないけど、もどかしすぎる。時代は変わったなぁ
もりし

もりしの感想・評価

3.1
とても懐かしい気持ちになり自然と映画に没頭していた。上がり下がりなく平行線のまま話は進んでいき最後は感動し涙しました。
小津作品と比べても仕方がないがやはり比べて見ていました。
キャストの中では橋爪功が良かったと思います。当初別の俳優がなるはずだったのが彼になったはずだと思いますが、
彼でなければ、その後別の形でのシリーズ化はなかったと思いますね。原節子の役を蒼井優がやるっていうのは、すごいキャスティングですが、例えば広瀬すず、あたりががやるとかと言う案もあったかもわかりませんが、まぁこれはこれで良かったとしましょう。
それにしても買い越しかも分かりませんが、役者の力量は2枚は昔の方が回ってますね
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