このレビューはネタバレを含みます
時代もので、こういう数日だけで登場人物もごく少数で、気持ちの動きを丁寧に描くみたいなの、すき！
人を好きになることが、ここまで自分という存在に影響を及ぼすことってあるかしら
以下ネタバレ
マリーアントワネットの前で裸になるシーン、もしあれが恋愛関係の果てのものだったら、シドニーはとても嬉しかったはずなのに、あんなに悲しく好きな人の前で肌を見せるなんて。そしてその後のキスよ。自分への愛のキスじゃなく、自分が身代わりする女性への祈りのキスなんて。残酷なのにすごく美しくて見てられなかった
最後のシーン大好き。うまく脱出したあと、彼女の身分と仕事と家が保証されたとは思えないのだけど、それをうまーく道行く馬車で表現してて、映画ってこういうことだよなあって思った
そしてDiane Krugerのフランス語すごすぎ
