K

パフューム ある人殺しの物語のKのレビュー・感想・評価

5.0
臭い(というのも分かっていない)環境しか知らなかった少年が最高の香りを求めるあまりに犯した禁断の行為。

赤毛の女の子や街の貴婦人らが試していた香水が画面越しでも良い香りが漂ってきそうな錯覚に陥った。
良くも悪くも匂いが敏感に伝わる映画。

究極の香りを得た少年の最期があまりに純粋で狂気的。官能的グロテスク。
K