オクムラ

パフューム ある人殺しの物語のオクムラのレビュー・感想・評価

3.4
最近見た映画でもかなりサイコな部類!
最初から全然主人公に好感が持てない!

ストーリーは嗅覚で何でも嗅ぎ分けられるという非凡な才能を持った主人公が、究極の香水を作るために…。というもの。

時代は18世紀のパリ。
魚市場で産み落とされた主人公。
稀有な才能を持つ。
ここだけだとサクセスストーリーが始まる予感がするけれど、どうも違いました。

ざっくり言うと主人公は街で見つけた凄いいい匂いの女の子を尾行し、こっそり後ろから匂い嗅いでるのがバレて、とっさに殺してしまいます。はい、変態。
そして、死んだ後とにかく匂いを嗅ぎまくるもやがて匂いか消えて悲しむ。はい、変態。
その匂いを再現、匂いの保存法を学ぶために香水調合師に弟子入りし、やがて香水の街へと修行に行き、その地で美人を殺して匂いを採取。はい、変態。

とにかく主人公が変態でそれに尽きる。
殆ど悦な顔をしてるし、気持ち悪い。
全く共感できないところが逆に良いです!

なんか遠く離れた人を匂いで追跡したり、行動を感知したり、なんかアメコミの域でした。