結局この物語が何を言いたかったのか、自分には理解できない。劇場で一回見、もう一度アマゾンプライムで見たが、壮大な指人形劇団にしか見えない。特に演じる人間が共通した時代の異なる人間が何か共通した感情や目的があるわけでもなく、またそれぞれの時代でのつながりがあるようで大してなく、おそらく原作の小説にはもう少しあるのだろうけど、映画だけを見てもその本当のメッセージが描き切れていないとわかる作品。壮大なスケールと驚くほど豪華なキャスティングに騙されているだけなような気がする。特にピンとくる解説をしているブログ記事も見つからないので、もう少し時間をかけながら自分の中で結論を出したい。少なくとも見終わった後にすっきりする作品でないことは明らか。