クラウド アトラスの作品情報・感想・評価

「クラウド アトラス」に投稿された感想・評価

HAL

HALの感想・評価

4.2
こんな傑作が話題にならなかったのはなぜ?豪華で前例のない野心的なSFで、まさにハリウッド正しい金の使い方なのに、なぜ??!!オスカーでしょ、、、これは。

細い糸を紡ぐようにして語り出される、6つの完全に別物のようで繋がった物語。壮大で叙情的。私はベン・ウィショーとジェイムズ・ダーシーのエピソードが死ぬほど好きです。好きすぎて気が狂うかと思った。好き。

わかってない部分も多くて、解説見て、もう一回見なきゃなぁと思ってる。
因みに誰が何役やったか半分以上わかってなくて、インタビューを片っ端から見た。全く気づかなかったのばかり、、、

愛の話であり、正義の話であり。"What is an ocean, but a multitude of drops?"=大海の一滴であれ、と、込められた理想主義溢れるメッセージにも心打たれる。底辺に流れる哲学が大変好み。3時間もある作品なのに、3時間では足りない。ドラマ化してほしいくらい。繊細な物語であるのに、結果荒削り感が強い作品になってしまったのがマイナスかな。

でもよくぞ映画化したな。やっぱりすごい。

追記: あと、ファンタジー/SFでここまで人種が多様な作品も珍しくて感動した。
6つの異なる時代の物語、だけどどこかで繋がっている。
ものすごい作品です。
好きすぎてBlu-ray買ってしまったくらい。
同じ役者さんが何役もやっているので、この時代では誰の役か探すのが面白い。
依緒

依緒の感想・評価

5.0
凄いもの観てしまった……。

最初は6つの時代とそれぞれのストーリーがあることを把握するだけで精一杯。
でも、フッと頭の中で整理されて繋がる瞬間が来る。
そこから怒涛のクライマックスへ。

まさか、あの俳優さん達が6役してたとか絶対に分からないから(笑)
エンドロールで明かされる役の秘密。
ストーリーも配役もわかった所で絶対にもう1回観たくなる!
でも3時間近くあるのよねぇ(笑)
同じ人物が別の人間を演じるのとか大好き。モブにまでそれを当てはめる丁寧さ。ただ、ウィーヴィングの女装は破壊力の塊で、見る度に私の腹筋を破壊してくる。
える

えるの感想・評価

4.5
あまりに壮大な物語に飲み込まれ、自分も何百年も旅をしたような…。
アドレナリンで眠れなくなります。
こんな長い映画を2日連続で観てしまったよ。
秋野

秋野の感想・評価

4.5
好きなSF本のすごく良いアダプテーション。サウンドトラックを何回も聞いた。
KWZEFMK

KWZEFMKの感想・評価

4.0
6つの異なる時代のストーリーを、割れたガラスを拾うように断片的に垣間見る。
それぞれの時代に同じ俳優さんが役柄を変えて(時には顔さえも変えて)登場し、それを見抜くのもこの映画の楽しい見方。

輪廻転生がテーマの一つとなっていて、かといって良い行いが次の生で良い人間性として現れるかというとそうでもなかったり。地獄の生にうまれたら、地獄を味わい尽くすしか道はないのか。
置かれた立場で最善を尽くすのが人生の責任だみたいなところは、最近みたMr. Nobodyに通じる感じ。

マトリックスの監督の映画を一生理解出来ないと思ってたけど、この壮大さに驚きました。
複数のストーリーの中に大切な事が
散りばめられていたように感じる。
構成の作り方が凄く、また見たいと思った。
こーき

こーきの感想・評価

4.6
凄まじいSF映画に出会ってしまいました。映画でしかなし得ない壮大すぎるテーマと、その中で訴えかけてくる時を超えた愛が胸に響き感動を与える。

6つの異なる時代のストーリーが全て同じ魂のもとで繋がっているという映画。監督はマトリックスでおなじみのウォシャウスキー監督。題材が題材だしこの監督陣だしカオスな仕上がりになっているのかと覚悟して臨んだところ、むしろ綺麗にまとまっており非常に見やすい。
主なストーリーとしては
・奴隷貿易に関わる弁護士と能力のある奴隷との友情
・ゲイの作曲家とその恋人、天才作曲家のドロドロ展開
・原発を巡り影の陰謀へ近づいていく一人の記者と殺し屋、そして重要な秘密を握る博士の攻防
・兄に騙され老人ホームへ半強制的に収容された編集者のドタバタコメディ
・純血種の人間が複製種の人間を従える近未来、複製種は革命を起こす
・文明の発達、人間の欲望によって汚染された地球で先住民的な暮らしをする男と人食い族、そして地球外の惑星に移住を試みる女性の話

これらの話が本当によくまとまっている。そしてトムハンクスやハルベリーをはじめとする様々な役者が6つのストーリー全てでなにかしらの役を演じている。その魂が受け継がれているという設定なので一つの魂がどのような人間へと生まれ変わり、どのような影響を“この世”にもたらしたか、ということを考えるのが楽しい。ほうきの形をしたアザもまた然り。

そしてこの話は魂の、輪廻転成が主題ではあるがただ単に「後世に影響を及ぼす人間、または行動」についてもかなり深くまで掘り下げている。いまの自身の行動がこれから先に影響し、世界を救うのかもしれないということに勇気をもらえた。

それぞれのストーリーも素晴らしく、それぞれの盛り上がるポイントをつなげ合わせるシーンには興奮する。
ラストの今までの魂の軌跡の壮大さを実感した時には本当に感動できる。
巡りめぐってとか、次の来世で、とか。

スケールがすごい。この6重奏をよく造り上げたなってゆう、もうそっちの感心がでかい。

でもそうゆうスケールのでかい話なんだ。わたしがする、何気ない選択ひとつひとつが、こんなに大きなスケールの運命が動くようなことに繋がってるんじゃないかって思うから。

種まきに気づけても回収しきれないうちに、一気に全部のストーリーが加速していったから、感情移入はとくにできなかったけどね。(2倍速で観たからね)
何役も演じてる役者がとにかくすごい。
エンドロールが一番たのしい!◎
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