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舟を編むのqkilogramのレビュー・感想・評価

舟を編む(2013年製作の映画)
1.5
辞書を作るのがどんなに大変か、ひとつのものや人との出会いで人生が大きく変わることがある。地味な作業もやり続ければ大きなものを生み出せる。そんな勇気をもらえるような映画だったが内容はとにかく薄かった。
もっとアクシデントや波瀾万丈があればもっと深くなるのでは、と感じた。
部署異動で入ってきた黒木華さんは苦悩も特になくすんなり仕事に没頭していた。まじめさんは簡単に結婚。いくら面白くても明らかに男としては物足りない彼に対して宮崎あおいは不満を言うこともなく夫を支え続けていた。辞書作成の確認作業を泊まり込みでする人達はしんどさや不満を漏らすことなく明るく作業。まじめさんにリーダーシップがあるわけでもないのに、。
他にもオダギリジョーさんに無理やり恋愛要素をいれた割にはそこの展開や2人の歴史についても特に明かされず。
チームワークが乱れたり、結婚生活等プライベートで何かが起きたりなど、人物が掘り下げることなくストーリー性に色がつくような展開もない薄い内容だったので最後に辞書が出ても観てる側が達成感を感じたりすることはありませんでした
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