みろく

舟を編むのみろくのネタバレレビュー・内容・結末

舟を編む(2013年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

画面のざらついた感じと古い紙の匂いがしてきそうな空気、良〜〜 自分がああいう空間が落ち着くタイプなので馬締に関してはコミュ力低めなところに親近感湧くの待った無しなやつ でも馬締は一生懸命でな人間であの辞書は出版に25年かかったとか聞いて逆にやる気出しちゃうんですよね 馬締愛しさしかない 段々と心許してきて西岡の携帯取って代わりに出ちゃう馬締 おまっ…そんなお茶目なこと…!しちゃうように!なったんか!っとジーンときた
あと入って早々ベテラン社員の退職、人手不足&高齢化するスタッフに先の見えない辞書作り、おまけに慕ってた先輩の異動という地味にシビア且つリアルな職場環境、人ごとに思えなく不意打ちで刺さりまくった 荒木先生と西岡が居なくなるときの松本先生・馬締それぞれの気持ち、戦友を失うみたいな辛さと不安を想像して「あ゛ーー」ってなった それでも信念があるから進むし、思いを伝える馬締の姿が眩しすぎたな 上手くいかなくてつらくてそんな時に観たのがこれで思わず重ねて見てしまいました 不器用な人間でも変われたら、一生をかけられる仕事を見つけられたらどんなに楽しいだろうな

キャストについては松田龍平は言わずもがな好きだしオダギリジョー、小林薫、池脇千鶴、加藤剛という最強布陣にプラスして宮崎あおいはカロリー抑えめな宮崎あおいって感じで良かった(キラースマイルを封印したらしい)あと猫が出てくるのも猫好きには何気に最高なのではないでしょうか かわいい〜 アニメを先に観ていたので新人が確か出てくるはず…あ、なんか黒木華出てきそう…と思ってたらほんとに出てきてにこにこした
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