とっても暖かい気持ちになれる映画。
言葉の海を渡る〝大渡海〟ために舟を編む〝辞書を作る〟という表現がすごく好きだし素敵だなあと思った。
そして登場人物が暖かい人たちばかりで役者さんたちも役柄にぴったり。
松田龍平のおどおどしていたのが、だんだん辞書作りで言葉や人に触れるうちに自分の意思を周りに伝えるようになっていく過程が丁寧に描かれていて良かった。
何より宮崎あおいがかわいくて強くて凛としていて素敵だな〜とつくづく感じた。
くすっと笑える要素も入っていて、激しい起承転結はないけれど 穏やかな気持ちで飽きずに最後まで観れた。
最後の終わり方もとても好き。