役者陣の演技が素晴らしかったです。
主演は勿論ですが、加藤剛さん、八千草薫さんの演技が心に残りました。
地味なストーリーにも見えるかもしれませんが、何かに人生をかけられること、そしてそれを1人じゃなく仲間と追っていけること、周囲の理解があること、否定されないこと…
普段そういったストーリーを目にすると、現実はそうは上手くいかない、と思ってしまいますが、この映画だと不思議とそうは思いません。
恐らくその理由は、ひとりひとりの人間性が素晴らしいが故に、その周囲にもひたむきで真っ直ぐな人が集まるということに、類は友を呼ぶという言葉にあるように納得してしまうからなのだと思います。