la

舟を編むのlaのレビュー・感想・評価

舟を編む(2013年製作の映画)
-
大学の時、言語学には本当に興味が持てなかったことを思い出しつつ鑑賞。笑
最近追いかけている、「宮崎あおいが奥さん役」シリーズです。

朴訥とした主人公だけど、たしかな心の温度を感じました。ただの無口な変人じゃなく、地に足が着いていて、信用できる人だな、と感じられるのは松田龍平のすごさかな。
自社製品に誇りを持てるのは素敵なこと。紙辞書は時代遅れでイケてないかもしれないけれど、15年もかかる、建築業や製造業と変わらない時間軸と情熱のスケールで行われてる仕事なんだね。新種の魚を発見した時みたいに、用例採取をしている姿を見て、言葉も「今を生きてる」んだって気がつきました。周りに溢れてるのに、気づかないもんですね!

こういう「皆が知らなくて私しか知らない面白いこと・素敵なこと」ってすごく好きで惹かれてしまう。いいな。こういう仕事見つけられたら、サイコーだな。

そして宮崎あおい強いです。
今回も、可愛くて、芯が通ってて、一途で、癒される。完璧かよ…
la

la